石油を精製したパラフィンから作る洋ろうそくと違って、和ろうそくは和紙などを使った芯(しん)のまわりに木ろうを塗り重ねる。
普通は「火」、明かりは「灯」もOK 最近は仏壇のろうそくに、燃える火ではなく電気で点灯させるものも使われますが、そういう例外を除けば「火をともす」を否定する材料は見つかりません。 かなり古い時期(元、明のころ)から同一の意味で使われるようになり、今は「灯」は「燈」の新字体として扱われています。 また「風前の 燈(ともしび)」と別の漢字で表記することもあります。
7火宅之門 — かたくのもん — 災いに満ちた境遇のこと。
星火燎原 — せいかりょうげん — 小さな事を見逃しておくとあとで大変なことになるたとえ。 家鴨の火事見舞い — あひるのかじみまい — 背の低い人が尻を振りながら急いで行く姿を言う。 ぼぼ、ぼぼぼぼ。
16「灯」こそが燃えさかる火だ、というイメージは抱きにくくなっていると思います。
火牛之計 — かぎゅうのけい — 牛の尾に火の付いた草を結んで闇夜を敵に向かって走らせる戦術。
灯火や花火の光が盛んにきらめく事。 三車火宅 — さんしゃかたく — 仏教で、方便の三乗 — 三つの乗り物 — を捨てて真実の一乗に導くたとえ。 「風前の灯火」の状態に陥ったとしても最後まで諦めない、そのような強い気持ちを持って何事にも挑んでいきたいものです。
烈火の如く — れっかのごとく — 非常に激しいさま。
ある社の用語集では「ろうそくに火をともす〔点火〕」「ろうそくの灯〔あかり〕」と使い分けており、単なる燃える「火」がろうそくにともることによって「灯」という意味を持つ、と言えそうです。
ですから回答の際の解説で触れたような、「火は燃える火、灯は明かり・ともしび」という使い分けは、現在では妥当でしょう。
さすが、彼が見込んだだけのことはある。
(2019年02月25日). 「風前の灯火」の使い方と例文 「いまにも滅びそうな」危機的状況で使う 「風前の灯火」と言う言葉は、「いまにも滅びそうな」危機的な状態である場合に使います。 朝風呂丹前長火鉢 — あさぶろたんぜんながひばち — 朝湯に入って、丹前を着て、長火鉢の前に座ってくつろぐこと。
火の付いたよう — ひのついたよう — あわただしいさま。
いまにも沈んでしまいそうな「泥舟に乗る」とは、「風前の灯火」と同じ「危機的な状況にある」の意味を持った類語となります。 なお、「風前の灯火」を、「空前の灯火」とするのは間違い表現です。 楽屋から火を出す — がくやからひをだす — 自分から災難を引き起こすこと。
そもそも光という字がもとの象形文字では火を含んでいるのです。